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よくある質問(Q&A) 学びの特色

Q. 教員志望ではないのですが、教育に関心があり、他の教室とも迷っています。教育学教室ではどのようなことを学ぶことができますか?

A. 人が生まれ、育つ過程で、よりよく生きようとする意志が生じるとき、「学び」が生じます。そしてその学びを周囲が援助しようとする試みが「教育」であり、社会の様々な場面に遍在する「教育」を分析対象としているのが、教育学です。教育学教室では、人間の成長・発達と社会の形成に関わる諸科学を統合しうる教育学の教育と研究をめざしています。二年生で履修する基礎科目「教育学入門」と最終学年で履修する「教育学研究法」をはじめとして、研究室所属の全スタッフが協同し総合的な視点から教育にあたっています。また、専任教員と小中高や障害児学校の現場教職員など多彩な非常勤講師が担当する幅広い専門科目から自由に選択しながら、教育問題へのアプローチを学び、「自分のテーマ」を見つけることを重視しています。さらに、海外の教育や文化に関心のある学生には、海外研修や留学などを通じて、現地の学校や成人教育機関を訪問する機会なども提供しています。

Q. 二年次から専門の教室に入ることになりますが、教育学教室を志望する場合、一年次にどのようなことを学んでおけばよいでしょうか?

A. 教育という視座から人間と社会の諸問題への関心を深めるために、教育学に近接する人文・社会科学の基礎を幅広く学んでおくことが大切です。全学共通科目の基盤科目「教育学」の履修を推奨しています。

Q. 学校教育に関心があるのですが、教育実習の前に学校見学に行くことができるような科目はありますか?

A. 二年生で履修する基礎科目「教育学入門」では、毎年、学校見学を実施しています。また、各教員が担当するゼミでも学校や社会教育施設、教育に関わる福祉機関やNPO等へフィールドワークに行くこともあります。

なお、教育学教室に限らず、教員免許の取得を目指す人は、「学校インターンシップ」という科目を履修できます。実際に教育実践現場において、どのような教育活動が展開されているかを観察し、体験することを目的とした科目です。