野元弘幸(のもと・ひろゆき)

野元弘幸

役職

教授

略歴

1961年生まれ
名古屋大学大学院教育学研究科博士課程中退・教育学修士

研究分野

○社会教育、多文化教育
○外国人住民の学習権保障に関する研究
○課題提起型日本語教育に関する研究
○アイヌ民族・先住民族教育研究
○防災教育

キーワード
外国人、多文化教育、外国人児童・生徒、バイリンガル教育、ラテン・アメリカ、パウロ・フレイレ、識字、社会教育、日本語教育、異文化理解、アイヌ民族、先住民族教育、防災教育

業績

・『パウロ・フレイレを読む』(共訳)
(亜紀書房、1993年)
・「ラテン・アメリカおよびカリブ地域における識字教育の動向」
『日本社会教育学会年報』(東洋館出版社、1991年)
・「外国人労働者およびその子どもたちの学習権保障」
『教育学研究』(61巻3号、1994年)
・「多文化社会における教養の再構築」
『教育学研究』(66巻4号、1999年)
・「研究ノート 課題提起型日本語教育の試み」
『人文学報』(308号、2000年)
・「フレイレ的教育学の視点」青木直子ほか編『日本語教育を学ぶ人のために』(世界思想社、2001年)
・「アイヌ民族・先住民族教育研究の課題と展望」日本社会教育学会編『アイヌ民族・先住民族教育の現在』(東洋館出版社、2014年)
・「社会教育における防災教育の展開―東日本大震災記録誌の分析を中心に―」首都大学東京人文科学研究科『人文学報』(第501号、2015年)

学部ゼミ

社会教育ゼミと多文化教育ゼミを担当しています。多文化教育ゼミでは、多文化・多民族化が進行する現代日本の教育のあり方を、外国にルーツをもつ子どもに対する教育支援、バイリンガル教育・多文化教育、アイヌ民族・先住民族の教育などの視点から、現地調査や視察などを行い実践に触れながら、課題解決の方法を探っていきます。

 社会教育ゼミでは、2011年の東日本大震災で多くの人が災害の犠牲になったことから、防災教育に注目して、特に地域での防災教育・学習のあり方を検討します。実際に、東北の被災地への研修旅行も実施します。

院生ゼミ

 ほとんどの院生は、マイノリティの教育に関するテーマで研究を行っています。中国帰国生徒の教育、中国少数民族の民族教育、多文化共生を目指す日本語教育、バイリンガル教育などです。社会教育ということで幅広い年齢層が学んでいます。内容は、(1)ゼミ生各自の研究発表とその検討、(2)社会教育・多文化教育に関連する文献の講読、(3)『月刊社会教育』(国土社)を読みあう、などが中心です。『月刊社会教育』は、社会教育に関わる様々な人たちによる理論研究や実践交流を目的とした総合誌で、この雑誌を読みあうことから社会教育界における最新のトピックを学びます。

 ゼミ生それぞれの研究発表とその検討は、個人で進めていく研究を「仲間」と語り合うことで、理論を練り上げ、論文に仕立てていくときに欠かせないものです。

 フィールドワークということで、民族学校や公民館の見学、地域の伝統的行事への参加、社会教育実践で注目される地域での合宿など「現場」に学ぶ機会の多いゼミです。