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金侖貞(きむ・ゆんじょん)

役職

教授

略歴

博士(教育学)

研究分野

○社会教育
○多文化教育
○韓国研究

業績

主要業績として

・「多文化共生教育の社会的課題」山本雅代・馬渕仁・塘利枝子編『異文化間教育のとらえ直し』明石書店、2016年
・「韓国における「学校の外の青少年」への学習支援の現状と課題、岩槻編『社会的困難を生きる若者の学習支援』明石書店、2016年
・「韓国の市民社会はどこに向かっていくのか‐市民教育・市民大学の拡散をどう捉えるべきか‐」『社会教育・生涯学習研究所年報第12号 社会教育と民主主義』2017年
・「韓国『的』多文化教育は創られるか‐多様な文化や差異が共存する社会を目指して‐」李正連・梁炳贊・金侖貞・小田切督剛編『躍動する韓国の社会教育・生涯学習‐市民・地域・学び‐』エイデル研究所、2017年
・「【スリランカ・レポート】スリランカのノン・フォーマル教育の現場を行く(1)‐ノン・フォーマル教育の形成‐」『月刊社会教育』2017年9月号
・「【スリランカ・レポート】スリランカのノン・フォーマル教育の現場を行く(2)‐プランテーション地域における教育の取組みについて‐」『月刊社会教育』2017年10月号
・「韓国の「食」運動の創造的展開と食生活教育」佐藤一子・千葉悦子・宮城道子編著『<食といのち>をひらく女性たち‐戦後史・現代、そして世界』農山漁村文化協会、2018年
・「韓国における防災教育をめぐる政策と実践の現状と課題」野元弘幸編著『社会教育における防災教育の展開』大学教育出版、2018年
・「多様性を包摂する社会教育を目指して」手打明敏・上田孝典編著『社会教育・生涯学習』ミネルヴァ書房、2019年
・「入管法改正と『生活者』としての視点の捉え返し」『月刊社会教育』2019年3月号
・「マイノリティが自分らしくいられる『居場所』となる場」『すまいろん』2019年夏号
・「『新移民社会』に向き合う社会教育のあり方を考える」『月刊社会教育』2020年1月号
・「多文化共生のための政策づくりと研究者の役割‐識字教育政策の形成を手掛かりに‐」『異文化間教育』51号、2020年
・「韓国で識字能力はどのように測られてきているのか‐識字調査を中心に‐」『人文学報』No517‐5、東京都立大学、2021年
・「韓国の識字教育施策の動向‐学歴認定制度とコロナ禍の対応を中心に‐」『部落解放研究』215号、2021年
・「『社会統合』に向けた学びの保障とは‐多文化共生社会への壁と課題‐」佐藤一子ほか編著『共生への学びを拓く‐SDGsとグローカルな学び』エイデル研究所、2022年

メッセージ

 主に外国につながる人々の学習に関する研究に取り組んでいます。社会教育における多文化教育たるものをどのように再構築し、日本的特性を有するものとして捉え返していけるか、韓国との比較研究の視点を有しながら研究しています。
 学部ゼミでは、「現代的課題と社会教育」をテーマに、毎年一つのキーワードを決め、関連する文献を講読しながら現場にも足を運ぶようにしています。このような活動を通して自らの考えをきちんと表現できるようにし、社会を捉える「クリティカルな視点」を養うことを目指しています。
 大学院ゼミでは、社会教育に関連する文献講読を中心にしながら、各自の研究についても議論し、それぞれの研究テーマを深めるようにしています。