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浜谷直人(はまたに・なおと)

浜谷直人

役職

教授

略歴

1953年 富山県に生まれる。
東京大学大学院教育学研究科教育心理学専門課程
(博士課程)単位取得退学
帝京大学教職課程助教授、東京都立大学助教授を経て現職

研究分野

臨床発達学、保育臨床

業績

主要著書
保育を支援する発達臨床コンサルテーション 2002 ミネルヴァ書房(編著)
困難をかかえた子どもを育てる:子どもの発達の支援と保育のあり方 2004 新読書社(単著)
発達障害児・気になる子の巡回相談:すべての子どもが「参加」する保育へ ミネルヴァ書房 2009(編著)
保育力:子どもと自分を好きになる 新読書社 2010(単著)
仲間とともに自己肯定感が育つ保育:安心のなかで挑戦する子どもたち かもがわ出版 2013(編著)
場面の切り替えから保育を見直す:遊びこむ実践で仲間意識が育つ 新読書社 2015(共著)
子どもと保育者の物語によりそう巡回相談:発達がわかる保育が面白くなる ミネルヴァ書房 2016(共編著)

 

メッセージ

 発達の障がいをもった子ども、虐待を受けた子どもなど、育ちに困難をかかえた乳幼児・児童を、保育園・幼稚園・学校・学童クラブなどで、保育者や教師とともにいかに理解して育ちを支援するかに関して、実践的に取り組むと共に、理論的に研究しています。
 学部ゼミは、保育や教育の現場で、育ちの支援が必要な子どもたちを理解する上での、発達心理学や教育臨床に関する基礎的な文献を講読しながら、それぞれの関心に沿って問題を追及することを重視しています。出席することが期待されることはもちろんですが、文献を丁寧に読み解き、現場の問題に関心をもって、自ら探求し、ゼミで活発に議論することが期待されます。
 大学院ゼミは、臨床発達支援、保育臨床に関する理論的な探求を行っています。有効な支援としてのコンサルテーションのありかた、アセスメントはどうあるべきか、現場をいかに理解するかなど、文献を講読したり、研究成果を集団的に検討しています。院生は、意欲的に研究し、活発に討論することが期待されます。